「雲のむこう、約束の場所」DVD

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発売日:2005年2月17日
税込定価4,935円

 突然ですが、皆さん『ほしのこえ』という短編映画をご存知でしょうか? 新世紀東京国際アニメフェア21「公募部門優秀賞」、第7回アニメーション神戸「パッケージ部門賞」、第6回文化庁メディア芸術祭「デジタルアート部門特別賞」を受賞するなど注目を集めたので、ご存知の方も多いと思います。
 この作品は、携帯メールをモチーフに、宇宙と地上に別れて暮らす少年と少女の遠距離恋愛を描いた、純愛系SFとも言える作品。宇宙と地上なので当然、メールが届くのに1年とか、とにかく凄く時間がかかったりするわけで、その切なさに落涙する人も多いはずです。さらに驚くべきは、後にDVDで発売されたほどのクオリティを誇るこの作品が、新海誠というクリエーターによって、個人で制作されたということです。今回紹介するのは、その新海誠が、原作・脚本・監督・撮影・美術を自らの手で手掛けた、初長編作品となります

【ストーリー】
 戦後、日本は南北に分断されていた。米軍の統治下である青森に住む二人の少年・ヒロキとタクヤの瞳には、憧れの同級生・サユリの姿と、津軽海峡を走る国境線の向こう側、ユニオン占領下の北海道に建設された謎の巨大な『塔』が映っていた。二人は、いつか『塔』まで飛ぼうと、小型の飛行機を組み立て続けていた。けれど、サユリの突然の転校を境に、飛行機作りは投げ出された。彼女を失った虚無感の中、ヒロキとタクヤも別々の道を歩み始める…。そして三年後、ヒロキは、サユリが原因不明の病で眠り続けている事を知る。サユリを救おうと決意するヒロキとタクヤは、やがて『塔』と世界の秘密を知る事になる…。

 この作品、声優も豪華です。ヒロキ役には、「北の国から」「Dr.コトー診療所」の吉岡秀隆タクヤ役には、舞台、CM、TVドラマ、映画と多方面で活躍し、「冬のソナタ」では主役のぺ・ヨンジュンの日本語吹替を担当した萩原聖人。サユリ役には、人気声優の沢渡佐由理と、錚々たるキャスト。いつか誰もが経験した青き日々の想いと青春のすべてを堪能してください。


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(C)Makoto Shinkai/CW