「血と骨」DVD

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 現代の多くの日本人にとって、仕事や留学先などを決めずに、体一つで海外へ渡るというのはあまり考えられないことではないでしょうか? しかし、戦前の日本人はもちろん、現代でも、貧困や差別、抑圧から逃れて海外へ渡る人々は絶えません。自分なんかは、とてもじゃないけど考えることもできませんね。誰も知らず、ほとんど言葉も知らない国で、とても生きてく自信無いですよ。
 でも、これって甘い考え方だなぁってちょっと思いました。みんな、できることなら自分の故国で暮らしたいんハズなんですよ。人間的な生活ができなくて、国を捨てる人もあるだろうし…。豊かで、国境が見えない島国にいると、世界の現実が解りにくくなるんでしょうかね。

 今日紹介する作品も日本に渡ってきた、ある男の凄まじい人生の物語なんですよ。第11回山本周五郎賞を受賞し、ベストセラーを記した梁石日による同名小説を、崔洋一監督、主演のビートたけしで映画化した『血と骨』です。
 自分の肉体のみを信じ、道徳の欠片も持たない強欲な男・金俊平の壮絶なまでの生き様を軸に、そんな父に葛藤を抱き対立してゆく息子や、子供を守り、凛と生き抜く妻・英姫たちの姿を、戦中戦後の時代背景の中で鮮烈に映し出していきます。初回限定生産のコレクターズ・エディションは、秘蔵映像が満載の特典ディスクを同封してます。



■「血と骨 コレクターズ・エディション」
発売日:2005年4月6日
税込定価6,090円




■「血と骨
発売日:2005年4月6日
税込定価3,990円


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