「THE 3名様」DVD

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発売日:2005年8月3日
税込定価2,940円

自分は学生時代、授業を終え、その後のバイトも終了したあと、近所に住む友達と深夜までファミレスでよくしゃべっていました。貧乏というほど貧しくはないけど、居酒屋に行きつけるほどのお金もない。そんな自分たちにとって、食事もできて、コーヒーのおかわりやドリンクバーがあるファミレスは、まさにうってつけの溜まり場だったワケです。

最初はみんなテンションが高く、最近観た映画や本のこと、講師の悪口やバイトで出会った女の子のことなど、比較的おもしろ味の有る話をしてるんですが、そのうちネタ切れとなります。それでもなんだか家に帰るのはツマんない気がして、惰性でだらだら話し続けるんですが、これがホントーにどうでもいい話になりがちなのは言うまでもありません。


例えば世紀末な話。

友達「あのさ、あと何年かで世紀末だけどヤバくない?」
自分「まぁ、人類滅びちゃうかもね」←飲み物の氷をいじりつつ

友達「でも、オレは生き残るよ」
自分「へぇー、どうやって?」←あくまで友達を見ない

友達「そりゃ、シェルター作ったり、食料貯めたりとかだな」
自分「じゃあ、それに向けてなんかやってんの?」

友達「ま、そこそこ」
自分「そこそこやってりゃ、いいんじゃね」←テキトーに


どうですか? どうでもいい上におもしろくもなんともない話でしょ。でも、眠くなるまでこんな話をしてたんだから、ある意味若さっていいなぁと思いましたよ。

前置きが長くなりましたが、今回紹介する作品「THE 3名様」がこんなテイストなんです。原作は「週刊ビッグコミックスピリッツ」で好評連載中のコミック。真夜中のファミレスに居座る、ゆる〜い3人の若者の奇妙なやりとりを描く人気作です。キャストに「木更津キャッツアイ」の佐藤隆太岡田義徳塚本高史を主演に迎え、44分・10話を収録してあります。

爽やかでもなければ、ハツラツともしていない。けれどなんだか、ゆったりしてしまう雰囲気をぜひ味わってみてください。


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(C)石原まこちん小学館/「THE3名様」Partners