「海猫」DVD

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発売日:2005年5月21日
税込定価5,460円
※15歳未満に制限あり

 皆さん「失楽園」って覚えてますか? 渡辺淳一の同名小説を、役所広司黒木瞳主演で映画化された作品で、当時の流行語になるほど話題になりましたよね。今回紹介する作品は、同作の監督である森田芳光の最新作「海猫」です。

【ストーリー】
幼い頃に亡くしたロシア人の父の血を継ぎ、透き通るように美しい肌と青い瞳をした薫は、勤め先で出会った漁師の邦一のもとに嫁いでいった。街の人間とは違う、武骨で真っ直ぐな人柄に惹かれ、薫は彼と生きるために懸命に漁師の生活に溶け込もうとする。…やがて、美輝という子供が生まれ、幸せな生活は長く続くかのように思われた。…けれど、いつしか生まれた埋めようのない夫婦間の溝は、互いの別離を余儀なくした。どうしようもない孤独感にさいなまれる薫。そしてそんな薫に、人知れず想いを募らせている男性の存在があった。それは邦一の弟、広次であった…。

 ヒロイン薫を演じるのは、伊東美咲。清楚なイメージとは一転、2つの愛の間で揺れる女性を体当たりで挑み、夫・邦一役の佐藤浩市が強さでしか妻への愛を表せない無骨な海の男を、その弟・広次役の仲村トオルが優しく包みこむような愛を義姉に捧げる男を熱演。さらに薫の母役の三田佳子が波乱万丈の人生を凛と生きぬく女性像で物語を支え、期待の新星、ミムラが、母のショッキングな生き様を真っ直ぐに受け止める、薫の娘役を好演してます。

 さて本作は、伊東美咲が映画初主演にして初の本格ラブシーンに挑んだことでも話題になりました。そのラブシーンについて、彼女は完成披露試写会の舞台挨拶でこう語っています。
 「緊張しましたが、浩市さん、トオルさんにリードしていただけたので心強かったです。私自身、このヒロインを演じたことで、自身の人生の上でも一歩踏み出す勇気をもらいました。とてもいい作品になったと思います」

 うーん、観てみてみたい…。男なら誰しもそう思うんじゃないでしょうか? あ、もちろん女性が観ても楽しめる映画だと思うんで、気になる人はチェックしてみてくださいね。


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(C)2004「海猫」製作委員会